2016年10月3日

果てなきもの


先日のこと。

「第3回 住友不動産販売 ステップフォトコンテスト」の入賞作品展覧会が銀座清月堂にて行われました。

落ち着きのあるシックな画廊です。


今回、グランプリを授かりました作品の「INISHIE」も少し大きなサイズで展示されておりました。詳しくはこちら

会場は多くの写真ファンで賑わっておりました。

作品はどれも素晴らしい内容。

そして、どちらかといえば技巧的であったり、どこかで見たような作品よりも他にはないような個性を持った作品が多く選出されていた気がします。

綺麗なだけの「無味無臭」なものではなく、撮り手の気持が見えてくるような退屈しない作品でした。

過去のコンテスト作品を収録した図録もさりげなく置いてありました。

とても見応えがあり、良作揃いです。

ギャラリー内には、コンテストの審査や上位入賞作品を審査員の先生方が解説している映像が流されていました。

立ち止まって真剣に視聴している人が多かったのも印象的です。こういうのって面白いですね。

実のところ、私は自らの作品と一緒に写ることは珍しいかもしれません。

そして、なんとなく恥ずかしいのでありますf(^ ^;)


作品展の会場は和光や三越のすぐ近くでしたので、人の多さに圧倒されました。
とくに週末は歩行者天国ですから移動するのも大変です。。。

他にも銀座界隈のギャラリーを少しだけ見ることができましたが、諸々と時間がございませんでしたので時間的に見送る方向となりまして。

すぐ近くにはフィリップ・デュフォーを取り扱っているシェルマンやヴァシュロンのショップがあったので目の保養を兼ねて覗きたかったのですが(もちろん覗くだけです笑)こちらも時間的な問題で残念しました。

でも、少し歩いているだけで和歌山にないものをたくさん拝見することができます。

例えば、田舎では見ることの少ないアヴェンタドールや。

NSXなど(残念ながらデザインはイタリア車と比較するにはかなり厳しいと感じました。なんとなくR8っぽいかもしれません。せめて、あと5年早く出ていれば...)

都会ならではの楽しみがありました。



そして表彰式の会場はホテルニューオータニ東京で催されました。

日本のホテルの御三家と称されるだけに格調は申し分なく、広大な敷地にある日本庭園も広々としていてゆったりすることができました。

記念に一枚(笑)



表彰式は盛大な会場にて、とり行われまして。

住友不動産販売の会長であられます岩井重人氏より賞状やトロフィーを授けられました。

プロフェッショナル部門でのグランプリ受賞ということでありまして、大変な重みと責任を感じた瞬間です。


会場にいる多くの関係者の前で(プライバシー配慮のため、公の人のみ掲載させて頂いております)コンテストの審査員をされた写真家の織作峰子氏が乾杯のご挨拶をされました。

元ミス・ユニバースの日本代表をされたことでも有名でして、お写真で拝見するよりもずっと美しい方でした。



そうそうお会いする機会もございませんので記念写真など(^ ^)♪

小生の作品もご講評いただきまして大変光栄に思いました。

写真作品に対する考え方には芸術性があり、プリントの仕上げまでしっかりと拘ることの必要性など、プロフェッショナルとして、より踏み込んだ解説は勉強になりました。



お写真に向かって右側の取締役会長の岩井 重人氏、左側には代表取締役社長の田中 俊和氏です。

今回で3回目の住友不動産販売ステップフォトコンテストは、何と4万点近い応募数とのことでコンペティションとしても大変に名高い賞になりました。

写真文化の継続と発展を支えて頂けることは、プロ写真家や写真愛好家には大変に有り難いことだと思いました。競うことで、写真はより高次な芸術として発展することができるのではないかと思います。

審査員のアサヒカメラの編集長 佐々木 広人氏。

大手写真誌の編集長をされておりますから、様々な作品の評価に長けているお方です。

ときに鋭く、ときに面白く(笑)

聞いていてとても楽しい作品解説をされておりました。編集長の話術で会場も盛り上がっておりました。


式を終えた後は審査員の先生方とアットホームな雰囲気で楽しい時間を過ごせました。

写真左上はネイチャーフォトで有名な高砂淳二氏。

いろいろと会話をさせて頂く中で「自然風景と人にも対話がある」とおっしゃられたときの言葉は私の心に残るものを感じました。その意味といいますか、風景に対して肌身や精神で感じるというのは凄く大事なのだということが印象的なものとして心に残っています。確かに人間も自然の一部です。


写真右上は作家の椎名誠氏。

お写真に対してまっすぐな気持で講評されていたことが特徴的でした。
人物の写っている風景写真では、人間のもつ優しさであったり、あるいは素朴でシンプルな作品の中に作者の気持が写り込んでいるところに評価を置いた解説は、全ての芸術の根幹だというふうに私も思った次第です。


今回の表彰式では、上位入賞者の作品を一点一点、審査員の先生方が本当に丁寧に講評しておられまして、受賞されたプロ、アマチュアを問わず、それぞれに得るものがあったのではないかと思います。

 記念品のお宝です。

私はグランプリを受賞させていただきまして、恐縮ながら高い評価を頂戴することになりました。それはとても嬉しく思いますし、感謝の気持でいっぱいです。

しかし、それ故に考えさせられることも多くありました。

プロフェッショナル部門の写真家や写真従事者の作品は当然ながら接戦だったと思いますが、とくに一般応募の作品には活き活きとしていて輝くものがありました。

絵はがき的な様式美にとらわれず、自分なりの風景写真として作品づくりにチャレンジしている点には心より敬意を表したいと思います。

これはプロ写真家が失いがちなことで、守るよりもどんどん攻めて行く姿勢を忘れてはならないし、写真のもつ力であるストレートな表現で勝負することの重要さを再認識させられるものです。


美の追求。


芸術というのは本当に果てなきものだと思いました。。。


2 件のコメント:

ケイ さんのコメント...

こんにちは、先生らしくて素敵なお写真ですね。雑誌でも拝見致しました。グランプリ受賞おめでとうございます!
見に行きたかったですが、仕事の都合で断念致しました。残念、、。
これからもたくさん素敵なお写真を撮り続けて下さいね!

西山武志 (TAKESHI NISHIYAMA) さんのコメント...

ケイ さま

こんばんはm(・ω・)m
いろいろとご覧くださいましてありがとうございます。
写真展も表彰式も楽しくて有意義で楽しいひと時でした。

今回は私もあちこちへ急ぎ足でしたので、ほとんどゆっくりとできませんでした。
東京でのお仕事は忙しいと思いますが、無理のない程度に頑張ってくださいませ。

私もコツコツと頑張っていきたいと思います!!